声が出せるということ
今日はとても嬉しく、感動的なことがあった日でした。
発声を見てほしいという女の子を紹介されて、実際に声を出していただいたのですが、
普通に会話をしている段階から、なんだか辛そうな感じがした(出ている音からして)。
普段声を使いすぎて喉が疲れているのかもしれないと思い、職業をお尋ねしたら、営業をやっていると。
さらに、よくよく話を伺ってみると、自分の声にとてもコンプレックスがあるとのこと。
実際に音程をつけて声を出していただくと、さまざまなことが見えてきた。
元々の顎周りのサイズが小さいこと、発声の際に喉周りが緊張し力が入ってしまうこと、声を響かせる場所が正しくないことなど。さまざまなトレーニングを試しつつ、高く、そしてとても綺麗な声がぽーんと出た時、私もとても嬉しかったのですが、ご本人も涙ぐんでおられて、同席していたお母様もうるうるしておられて、なんだかじ〜〜〜〜〜ん。
声帯そのものに何かの病気や気質的な問題がない限り、私は、大抵の人は、無理をしなくても自然なかたちで綺麗な声が、ある程度の音域は出せると思ってる。
私自身も発声についてはこれまでいろいろと悩んできたけれど、やはり、専門家にチェックしてもらったことが何よりもよかったし、すぐに良くならなかったとしても、知識として得たものはとても役に立っている。
だから、声がうまく出せなくて悩んでいる人たちも、諦めてしまわないで、一度専門家の方にみてもらうことをおすすめしたい。
思うように声がでるって、しあわせなことだし、歌うって、楽しいことだもの♡