おもいででいっぱいになったら/はしもとみお
表紙に魅せられて、手にした一冊。
著者に、はしもとみお、とある。
ん、、、彫刻家のはしもとみおさん・・・!?
本を出されていたとは・・・!
15歳の時に、阪神・淡路大震災にあい、
数年後に保護した猫のトムくんとの10年をつづった実話だそう。
わたし、
なんともいえない気持ちになって、
何度も何度も繰り返し手に取って開いてしまう。
それぞれのキャラクターの顔をじっと見てしまう。
そこにあるものは、
きっと「とくべつ」なことではないんだろうな。
心がキュッとなって
気づけないでいたこと
わすれてしまっていたこと
であえただけで
きせきなんだから
すべてのであいを
たいせつにしなくちゃいけない
ということ
小さな涙でも、
何かが育てば、きっとそれでいい
ということ
いまいるこのばしょで。