さみしい夜にはペンを持て
前から読みたいと思っていた本をやっと読むことができた。
でも、読み進めていくにつれて、だんだんと読み終えるのをさみしく感じ(本に登場するキャラクターとのお別れをさみしく感じ)、最後のほうは、読む速度を落としてしまったほど、、、そんな本💦。
昔から、自分の思いを言葉にすることに苦手意識を感じてきた私は、ある時、「言葉でうまく伝えられないなら、もう、自分の思いは音楽で全部伝えればいいや」と、言葉で伝えることを控えようと思ったことがあった。思うように伝わらなかったり、誤解されたり、それにより、他者も自分も傷つく、という経験もあったからだ。
でも、この本を読んで、私、本当は、ちゃんと言葉で自分の思いを伝えたいんだなぁ、それを他者にわかってもらいたいんだなぁということに気づいてしまった。
そもそも、音楽にすることと言葉にすることには大きな違いがある。
音楽でしか表現できないものがあるのと同じように、言葉でしか表現できないものもきっとあるのだと思う。
昨年は、詩人・朗読家の詩村あかねさんとのコラボ作品を作らせていただいた。
その時に、申し訳ない気持ちになるほど、「言葉」というものの素晴らしさに気づかされたのでした。
言葉は時に人を傷つける。でも、人の心をあたたかくもしてくれる。
うまく使えるようになるにはまだまだ時間がかかるかもしれないし短いSNSの文すらかなりの時間をかけないとかたちにできない私だけど、このbitfan内の日記(?)も継続して書けているし、今年は、臆せずに、短くても正直な思いを、音楽のみならず言葉でも表現していけたらいいな。
noteの更新も少しずつ頑張る〜